ビジネスアナリスト(以下BA)は、社内のITプロジェクトを成功させるため、
ビジネスの目標を明確化、ニーズを定義、ソリューションを提供、
そして、働き方を解決し社内に業務改革を実現するITプロジェクト推進者です。
日本ではあまり知られていませんが、米国ではITプロジェクトを推進する職種の1つです。
ここでは、ビジネスアナリストの仕事内容、必要なスキル、キャリアパスを紹介していきます。
Contents
ビジネスアナリストの仕事内容
ビジネスアナリストの仕事はITプロジェクトを成功させるための「プロジェクト成功の橋渡し」を行います。
経営陣にプロジェクトを理解してもらい、全社的に支援してもらいます。
そして、関係部署にヒアリングを実施し、現状業務の課題を発掘し見える化。
システム部などソリューション設計者へ連携し、ソリューション案を策定し関係部署へ共有します。
業務改革の成功のため関係各部とコミュニケーションし、プロジェクトを推進していきます。
立場上、経営陣・関係部署・システム部との距離が近く、プロジェクトを成功させる重要なポジションとなっており、
コミュニケーションスキルと強いリーダーシップが求められます。
ビジネスアナリストの必要なスキル
ビジネスアナリストの必要なスキルは主に以下の6つだと考えます。
必要なスキル
- 現状業務を理解する力
- 課題を解決していく問題解決力
- プロジェクトを計画的に遂行する管理能力
- 関係部署を巻き込むコミュニケーション能力
- プロジェクトを推進するリーダーシップ
- ITツールについての情報収集能力
現状業務について理解することは業務改革の基本です。
業務の理解は課題を発見することができるからです。
そのため、現状業務を理解する力は必須スキルと言えるでしょう。
関係者と協力し合い課題を解決していきプロジェクトを進めていきます。課題を解決する問題解決力も大事です。
また、プロジェクトは期間を決めて計画的に推進するので、全体を管理する力も必要です。
ビジネスアナリストはITプロジェクト成功推進するため複数部署の橋渡しです。
そのためプロジェクトを推進していく「リーダーシップ」や「コミュニケーション能力」も必要なスキルと言えます。
また、ITツールについて精通していることも重要です。
最新の情報を収集して、その業務にあったツールをソリューション設計者と共に導入していきます。
プロジェクトを成功させるために、プロジェクトの関係者方々とコミュニケーションを大切にし、
共に課題を解決していこうと相手の立場になって推進していきましょう。
今はこんなスキルがない!!と思うかもしれませんが大丈夫です。
実際にプロジェクトを推進してみると自然と身についてきます。
ビジネスアナリストのキャリアパス
ビジネスアナリストになるには社内の業務改革・業務効率化を推進する部署に所属することが早いと思います。
経営企画部や社内IT化を推進する部署などです。
ビジネスアナリストの職は日本ではあまり認知されていないので、
プロジェクト推進責任者というような肩書で活躍されるのも良いかもしれません。
今後のキャリアとしては社内のデジタライゼーション施策を推進する責任者など、社内の根幹を担っていくようなポジションになるでしょう。
また、業務改革を成功させたビジネスアナリストの中は外資系のコンサル会社に転職する方もいます。
ビジネスアナリスト転職サイト・エージェント
今、私はITの知識ゼロでしたが、社内のビジネスアナリストとして働けています。
そして、今では働きながら学んだことを活かしつつ、業務改革だけでなく既存のwebシステムの機能拡充など幅広くやっています!!
ビジネスアナリストのスキルを身につけるにはコンサル会社か上流工程を開発できるIT企業に転職することをオススメします。
結論から言うと、以下の3社がオススメです。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングはBIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)や アクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェント!!
コンサルを中心に探すのあればアクシスコンサルティングが良いでしょう。
リクルートエージェント
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